AT:公開特許情報からみる技術動向の推移 ( 社会教育 ) - 車QF - Yahoo!ブログ
公開特許情報からみる技術動向の推移
或氏からの情報に触発され、公開特許の検索を活用すると、年代別のシステム動向の
一端も垣間見れる。 今回はAT:「自動変速」でサーチしてみた。 まだ内容まで見る時間が無いが
750件余りがヒットしていた。 すでに現在では使われてないもの、それらが現在の基礎になって
進化している状況などもみれる可能性がある。
特許情報の文章とか図は難解なものも多い。 我々修理に係る分野では完璧に理解しなくても、
その一部が利用できれば上出来と気楽に閲覧下さい。 それらがまた違う視点を与えてくれる可能性
も楽しみです。 もし使えそうなものを閲覧されましたらそのタイトルなど紹介下さい。
TAS...
http://blogs.yahoo.co.jp/br_skn/55763274.html
http://blogs.yahoo.co.jp/patent_dc/7591152.html
http://blogs.yahoo.co.jp/reinayamazaki1932/21440361.html
http://blogs.yahoo.co.jp/y20113jp/13249918.html
2008/7/13(日) 午前 7:54返信する
電子制御3FATの特許が目に止まりました。
特開昭47-035558 ジドウヘンソクキ ノ セイギヨソウチ
実際3FATの電子制御が投入されたのはいつ頃だったかな。
この資料にはマニュアル・バルブの位置に対するシフト用SOL1-2,2-3の作動と作動要素のマトリックスが示されている。 新型解説書などに紹介されている、作動概要の解説などに使われている資料を比較してみてください。
TAS...
2008/7/13(日) 午後 7:27返信する
これも3FATのサーボ系の締結、開放に係るもののようです。
特開昭47-035651 ジドウヘンソクキ ノ ヘンソクセイギヨソウチ
じっくり読めば変速の仕組みの一端を垣間見れるのではと思います。
しかし読みにくいので根気が必要なようで、すぐに眠くなって困ってしまいます。
TAS...
2008/7/13(日) 午後 7:45返信する
3パターンの変速タイプを切り替える、制御について
特開昭48-014033 ジドウヘンソクキセイギヨソウチ
現在ではエンジンなどもいくつかのパターンを想定して切り替える制御が見られますが、AT:の変速パーターン切り替えはこの頃から試行されていたのですね。
TAS...
2008/7/13(日) 午後 9:56返信する
原点的な存在は1993年代GMハイドラマチックと
1980に発行された書籍書かれている。 その当時はまだ国内でのATは国外の動向に遅れているような言及の状態だった。
その当時から国外では多くの試行が繰り返されていたようだ。この辺り国外特許などの検索でヒットすると面白そうだ。
ダイナフロー変速機なる名称も見かけたので、これもサーチして欲しい
TAS...
2008/7/14(月) 午後 3:20返信する
国産のAT+CVT比率が90%を越して下降していないようだ。
古い資料を見るとNJ910306で70%を越したと報道されている。
最近の国外との違いはCVT比率増加の違いにあるようだ。
この圧倒的な比率の動向には注目すべき事柄も多いのではと思う。
それらの項目にも注目しておきたいものです。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 5:29返信する
LU制御
変速段の多段傾向
電子制御
などで多くの工夫がなされているようなので、それらの軌跡もサーチしておきたい。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 5:35返信する
ダイナフロー,1945、2FATがビィイックで使われていたようです。
この辺りもサーチ下さい。
GMハイドラマチックも1940年、4FATが発表されているとの記述も見つけた。(先に、書いた年代との整合性に付いては調査要です)
さて2FATトヨグライドはいつからだったサーチ下さい。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 6:08返信する
トヨタグライド(2速半自動AT)日本初のトルクコンバータ付きオートマチックトランスミッション
http://www.jsae.or.jp/autotech/data/8-1.html
http://groups.yahoo.co.jp/group/ATS-AT/message/1039
1959年
TAS...
2008/7/14(月) 午後 6:14返信する
オートマチックトランスミッションの
分類はいくつかあるようだ。
今ではコンバータ付きでは変速段とか構成
OD、
LU、
電子制御の範囲
などで分類してみる。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 6:33返信する
国内AT初期の時代は外国に多くの特許を押さえられてのスタートと
なり、その苦労の歴史でもあったようだ。 それが、現在世界の主要AT:メーカーとして残っているのはいくつあるのだろう。統合合併などで数と名前が残ってないケースも多い。
ATの製造に関しては、専門メーカー製と車メーカーの内製とに別れ、時にそれらが微妙に補完されていたり、分社化、統合を繰り返していたりする。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 7:48返信する
1969年 アイシンワーナー(現アイシンAW)設立。
1970年 日産自動車、東洋工業(現マツダ)、米国フォードの合弁により日本自動変速機株式会社(現ジヤトコ)設立。
「変速機メーカーであるボルグワーナーが
1960年代初頭に開発した小型・中型車向けのトルコン式3速ATで、基本機構の完成度が高く、30年近くに渡って生産された傑作製品である。世界各国のメーカーがこれを購入して自社のモデルに搭載したほか、各社でのAT自力開発の際にもしばしば手本となった。」
とされるその年代のサーチと動向にも注目下さい。
TAS...
2008/7/14(月) 午後 7:56返信する
試行錯誤は終わり、統合化の動きとなった。
http://www.jatco.co.jp/PRODUCTS/at_history.html
「1950年後半から1960年代にかけて、試行錯誤は終わり、統合化の動きとなった。そして、経済性(コスト)と性能と構造の簡素さ(信頼性)の観点から、3要素1段2相型トルクコンバータ+遊星歯車式3速が最大公約数として浮かび上がってきた。すなわち、
1960年クライスラーのトルクフライトのA904、
1961年ボーグ・ワーナーM-35(図4)、
1964年GMのスーパータービン400及びフォードのC-4(図5)がその代表機種である。これらの方式がその後の数十年間世界の主流となっていった。」
との掲載があった。 当時の状況をサーチする貴重なキーワードともなりそうだ。
TAS...
2008/7/15(火) 午前 7:11返信する
1939年に始まった現代的ATの歴史は新しい時代を迎えました。
http://www.avex-inc.co.jp/03product/01at/01at.html
2002年に世界初のFF車向け6速ATの発表、翌年には7速AT搭載車の発売開始、そして、2006年にはトヨタ自動車が「レクサスLS460」に世界初8速ATを搭載するなど、ATは21世紀に入りめざましい進化を続けています。その一方で、コンパクト化、軽量化、低コストの追求という相反する問題を解消するため、各メーカーは技術の粋を集めて製品開発に臨んでいます。
2008/7/15(火) 午前 7:25返信する
以下にフェイルセーフ、ダイアグノーシスの言及みかける
特開昭58-017246 自動変速制御装置
以下は別な項目が目に止まったものです。
HO:
特開昭58-042861 自動変速機の制御装置
BW:
特開昭58-054271 パワ-シフト変速装置用制御装置
E-AT,3-mode
特開昭58-061357 電子式自動変速制御装置
NI:
特開昭58-061357 電子式自動変速制御装置
2008/7/16(水) 午後 4:58返信する
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