スロットルケーブルの固着:stick:MI: ( 社会教育 ) - 車QF - Yahoo!ブログ
スロットルケーブルの固着:stick:MI:
古い事例だが、変速の不良を点検していてスロットルケーブルの動きが悪く、アクセルと連動して動かないケースがあった。 そのケースではスロットルケーブルとAT内部のスロットル連動部の動きも確認した。 内部の清掃と動きを確認して、スロットルケーブルを交換した記憶がある。
今では電子制御化してこのスロットルケーブル付きは少なくなりつつあるが、スロットルケーブルの設定と確認は基本として修理書に書かれている。 ちなみに、この調整に絡む 症状として、変速点不良、
ショックが大きい原因の1つとして挙げられている。 これに関しては電子制御の場合TPSの信号が使われるので注意したい。
ここで注意したいのは変速特性図は適切に調整された状態(油圧特性など)でのもので実際スロットル
ケーブルが適切に調整されてないとその変速特性図も違ってくる。 逆に変速点が適切かどうかで、制御系の状態も判断することになる。 現在では多くが変速特性図を公開してない。変速点のデータだけでも公開していればましです。 出来難い理由もあるのだろう。それは電子制御で従来のような単純な特性図では表現し難いことも考えられる。 これは出さない言い訳にもなる。 実際エクセルなどで処理すれば多くの変速ポイントデータなど簡単に表現できる。 データを出したくないのだろう。 そこで、実際使用する領域ぐらいは実測してデータを可能な限り収集しておきたいものです。
スロットルケーブルの調整はそれぞれの基準位置に対し不適切な場合、スロットル圧の過小か過大としてシステムに影響を与える。
今回の図は模式的なもので、各社のATの特性により違いがあるようだ。個別にはさらにサーチ下さい。
過小:変速点が低くなる、加速不良傾向となる。
過大:変速点が高くなる、変速ショック傾向とされる。
古い資料の手書きメモがあった。自分で書いて読み難い!
「ワイヤ式伸びると圧力が高くなり
シフトアップが早くなる
(キックダウンが悪くなる)
重くなる
きらない場合もある。」 さてこの単語の羅列は十分意味をなしているのであろうか。
整合性に問題はないのだろうか。 やはり正確にメモを残さないと、後で苦労する。
TAS...
http://blogs.yahoo.co.jp/kotechan88/19720962.html
2008/7/8(火) 午後 6:01返信する