時系列が完璧に保証されない - 車QF - Yahoo!ブログ
時系列が完璧に保証されない、個別データの時間間隔(タイムスタンプ)が無いので、データを見る場合の注意点。 車から吐き出されるデータは1項目毎にやり取りされるものと、グループ項目で行われるものがある。
VWの場合は個人的に検証してないので、スキャナーの表示状態から判断すると特定のグループ項目で処理されているのではとみている。
この中で1項目毎についてみると、同時に複数項目をみる場合が多いが、TPS,THW,AFM,Ne,Vs,O2を設定した場合を想定ください。 T1でのデータとT2のデータを見るとき、(T2-T1)/5の時間差があり、少なくても表示順序に沿ってサンプリングされていることが大切です。 さらに注意したいのは一部データが欠落した場合、それをどのように補間されているのかだ。欠損の場合はブランクなどにすれば分かりやすいが、これはイメージを損なうだろう。画面上は高速に変化するので気がつかないかも。問題となるのはデータを記録して、それを活用する場合だ。
ここで項目によりゆっくり変化する、或るはゆっくりでも通常あまり問題とならない測定項目と
急速に変化している項目が同じ観察項目としてあるのでこれの認識も大切となる。
微妙な比較をする場合、特に高速に変化する項目には十分配慮してデータ活用して欲しい。
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