NI:RB2?:IG.2nd voltage wavefor:fire line オシロ波形 まさみ さん、オシロ波形紹介感謝です。 各位がいくつかの見解を紹介されてますので、波形の特徴を抽出しておきたいと思います。
添付した図は、時間、電圧値への換算をしてません。 それらの手がかりは元図から得てください。 時間換算されてないので、各成分の位置関係も曖昧となってますが、容量成分は極めて短時間で、 誘導成分が圧倒的に多い認識する必要がある。
1)点火電圧、点火要求電圧 変動はあるようだが、この回転域では著しい要求電圧とはなっていない感じだ。 点火系に関わる大きな影響が少ない状況を示している。 #2、#3が若干低い要因も一時的なのか、連続観察して傾向はみておきたい。
2)スパークが持続している部位の観察、今回はその部位を抽出した概要図を添付してみた。
3) 今回の元図には減衰波形などが圧縮されて判別出来ない。(アナログ波形の写真とは違う特徴も含んでいるようだ。)
4)今回の波形は、クランク角ベースなので、そこに注目して変動を比較できるかも興味がある。
5)点火系の特徴的な異常波形はないので、それ以外か微妙なケースを想定。 各位が指摘の燃料系の指摘も検証しておきたい。
添付図では点火電圧をインプットしてないので立下りの連続性で不自然な図となっている。この部位は 容量点火域とも呼ばれたりする領域に含まれ高速のサンプリングがされていると減衰振動を含む波形が見られるのだろうが、手元のオシロでは微かにその痕跡が感じられるのだろう。 次に誘導域のスパークへと移行する。それに続いてスパーク終了後の減衰波形が続き、それらの状態からも点火系の状態を把握する手がかりとなる。 今回はその部位も元図から抽出できる状況ではなかったので省いている。 その結果そことの続きの関係も若干不自然となっている可能性もあるので注意してみてください。
ここで、注目したいのはスパーク終了付近の雰囲気状況とか、点火エネルギーの消耗状況とかが波形にどの程度反映されているのかが注目点となる。
先に、1)のように書いたが、2)と関連して言及すべきだったのだろう。
2)と関連して要求電圧が高くなっているとみると。
今回は症状とか提示されていないので、その1枚からのみ判断するとなると、特定気筒の症状としてみると多少単純化できるのだろう。 そこで吸気系での特定気筒のみ影響する部位は何処かありそうでしょうか。 今回の指摘されている噴射系でもスパークの誘導域での波形の乱れを指摘する波形資料も見かけますので、これなら1気筒とか特定の影響も出る可能性はありそうです。
1)の点火電圧(点火要求電圧)は7つのデータがあり#1のみ2回のデータとなっている。 平均値としては7.1KVとなる。 #1の変動が0.6KVで、これらから#2、#3をみると微妙だ。 ここでは、連続データから変動状況も加味してみてみたい。
ちなみに要求電圧に影響を与える要因を上げておきたい。 1)電極のすきま(プラグ・ギャップ、ギャップ) 当然高圧系に抵抗となる要素も実務的な関心事となる。
2)プラグの電極温度
3)圧縮圧
4)燃料の種類 混合比(空燃比)
今回指摘されているINJ系も結果ここに関連した症状となるのだろう。
http://www.denso.co.jp/ja/products/aftermarket/repair_parts/plug/basic/spark/index.html#. では10~30KVとの値も紹介されてます。 安定的に点火が進行できれば出来るだけ低い点火電圧であればシステム的にはよいのだろう。 すでに、今回のケースに付いて先にこの点の数値傾向の一部を書いておいたのでそちらを参照願いたい。 ここで点火電圧の絶対値で判断するのは避けたい。それぞれのシステムが安定的に作動していて、その点火電圧を元に判断するとよい。結果相対的な判断となるので平均的な、変動幅とかとの概念と他の要素との総合判断をする必要が大切なのだろう。
が低くなる要因としては、プラグ部の焼けの状態に関心が向く、一番手軽なので焼けを観察してリーク傾向の可能性を判断する。 変動を伴わない場合落下させたプラグで稀にギャップが他より(基準値)短くなっていたケースも聞いた事がある。 微妙な失火を伴うと上下変動として観察されたりする。
図の補足で、単位とか換算してませんが、すでにサーチした各種資料からそこの概念をイメージすると 理解しやすいのかも知れません。 スパーク・ラインの持続時間は回転数など余り影響されずに、1ms程度とされている。 ここの電圧もおおよそ500V程度とされる。 波形的にはいくつかのパターンが日頃観察されるので注意深くパターン化しておきたい。
|
点火波形しっかり見ないと!
BMW318i E36
http://blogs.yahoo.co.jp/imadajd_com/48833092.html
Re: 点火指示信号波形の点検(続き) 2008/11/11 9:56 [ No.1017 / 1031 ]
http://blogs.yahoo.co.jp/tas_net/22272900.html
電源波形
http://blogs.yahoo.co.jp/natuget/11642483.html
2009/11/22(日) 午前 11:23返信する
ステージア 点火不良?
http://blogs.yahoo.co.jp/siosai70kazu/5777859.html
点火系をいじる3
http://blogs.yahoo.co.jp/kezume117/44209748.html
点火信号(その1)
http://blogs.yahoo.co.jp/sanryuseibisi/44904495.html
2009/11/22(日) 午後 1:50返信する
放電電圧の変化
http://www.denso.co.jp/ja/products/aftermarket/repair_parts/plug/basic/spark/index.html#.
点火装置の原理
http://www.mg-lotus.com/IG-theory.htm
2009/11/22(日) 午後 4:41返信する
火花放電エネルギー Spark Energy
http://www.mech.nitech.ac.jp/~thermal3/spark_ign.html
2009/11/22(日) 午後 4:58返信する
要求電圧に影響を与える要因を上げておきたい。
1)電極のすきま(プラグ・ギャップ、ギャップ)
当然高圧系に抵抗となる要素も実務的な関心事となる。
2)プラグの電極温度
3)圧縮圧
4)燃料の種類
混合比(空燃比)
今回指摘されているINJ系も結果ここに関連した症状となるのだろう。
2009/11/24(火) 午前 6:13返信する
アイドリングで少し振っており、吹かすと明らかにエンジン回転にむらがあります。
波形では2番に異常が見られます。要求電圧の高すぎに加え燃焼時間の最後の電圧が以上に
高くなっています。これも薄すぎる場合が多いようです。
インジェクターの吐出不足でした。
http://www.ne.jp/asahi/yamanouchi/carburetor/fsa4.htm
これから比べると、若干その程度が弱いとすると、噴霧状態が悪いとか、少ないとか。 何らかの空燃比が薄い傾向などもサーチする必要があろう。
2009/11/24(火) 午前 8:35返信する