TO:LSW:レーザースクリューウェルディング:溶接:LEXUS-LS:接着ボディ
http://www.h-make.jp/files/5313/7507/6012/20130729_RSW.pdf
レーザ溶接部の修理は課題が多い
取り外しもコストが大きい
補修用のレーザ溶接機の問題、ラインで操作するような設備ではコスト負担が大きい
補修とラインで同じ品質が保てるのか、これが大きな関心事になる。
素人の購入者にとって、外観からは実態を全く知るよしもない。そもそも、玄人でも外部から この内部の状態を判断する事はできない。
現在、多くの工法が各社使われてきたが、メーカーの指示をみても、補修作業との乖離を 少なくする事の難しさを感じる。
最低、事故歴と部位、範囲の情報が必要となるが、これも難問なのだろう。
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コメント(11)
トヨタ、「レクサスLS」でレーザースクリューウェルディングをスポット溶接と併用
2012年10月、部分改良した「レクサスLS」に車体の剛性を高めるため、トヨタで初めて「レーザースクリューウェルディング」と呼ぶ新しいレーザ溶接法を導入した。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/CAR/20121015/245606/
2013/11/2(土) 午前 6:37
BMW ボディ接合技術
October 21, 2012
最近のEセグメント、FセグメントのBMWでは
スポット溶接が約6000点、構造用接着剤が約100m
セルフピアッシングリベットが約80ヵ所
クリンチング接合が約50ヵ所
ミグ溶接及びろう付が約8m、その他キャパシター放電溶接などで
ボディを接合していますが
トヨタが発表したレクサスLSでは
レーザ溶接の「レーザースクリューウェルディング」と構造用接着剤
を使ったレクサス初のボディ接合技術が使われました
2013/11/2(土) 午前 6:43
スポット溶接は
電気抵抗によって加熱し部材を溶接するので
溶接のピッチをある程度離さないと、短絡する電流が大きいので加熱できませんが
レーザースクリューウェルディングは
スポット溶接点の間に、1mm程度の幅で線状で行っていたレーザー溶接を
円形状に溶接ヘッドを動かすことで
直径5mm程度のスポット溶接のような面接合を実現し
AピラーからBピラー、BピラーからCピラーにかけての上部に
片側30~40点導入することで
接合面積を拡大してボディ剛性を高めています
構造用接着剤は
BMWなど欧州で普及しているもので
BMWの場合
一液性熱硬化型の接着剤をカチオン電着塗装した後の炉で硬化させ
同じ溶接点数なら、フランジ間などに接着剤を塗布することで
部位によっては静的剛性が+12%程度
静的ねじり剛性+2%程度、動的剛性なども上がっているようです
今回LSが採用したのは
熱硬化型としており、BMWと同じように電着塗装後の炉で硬化
2013/11/2(土) 午前 6:45
フロンウインドーの上部のルーフヘッダと
荷室後端の垂直パネルであるロアバックの2カ所に採用、数mの規模で
サプライヤーとのお付合いとテストをかね
効果を見ながら他の適用を考えていくのだと思います
http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/20121021/
2013/11/2(土) 午前 6:45
レーザーブレードチップ
http://blogs.yahoo.co.jp/whitenetlaser/36137093.html
最初の転職
http://blogs.yahoo.co.jp/blueprint0515/3619602.html
2013/11/2(土) 午前 11:17
馬鹿な大将、敵より怖い、自社の社長がライバルより怖い
http://ameblo.jp/lanchester-nagoya/theme-10029846381.html
http://lanchester.jugem.jp/?eid=9
2013/11/5(火) 午前 10:40[ ATS ]
片面スポットの威力。
http://blogs.yahoo.co.jp/carbodykawano/60924531.html
2014/4/1(火) 午後 8:10
接着ボディ【レクサス初】
ロアバックおよびルーフヘッダー部の結合には従来からのスポット溶接に加え、ボディ接着を新採用しました。パネル同士を面で結合することで、高い結合剛性を確保している。
http://lexus.01-auto.com/ls/lexus_ls_performance_1_body
2014/4/12(土) 午前 5:35
(C) 時間と熱拡散長
熱拡散長 L = 2 sqrt(Da t) は時間の平方根に比例するから、
熱が10倍の距離を拡散するには100倍の時間がかかることになる。
例1:ステンレス
(B)表から、ステンレスの棒の端を熱すると、1秒で約4mmの熱が伝わるが、
4cm熱が伝わるには100秒かかることになる。
また、10msのパルス幅の大電流によって、スポット溶接する場合、
10msでは、溶接スポット部から約0.4mmまでしか加熱されないことになる。
例2:パルス負荷で用いるMOSFETの冷却
(B)表から、銅の熱拡散率は117mm^2/sである。TO-220では約1mmの銅版に
MOSFETのチップが乗っているので、L= 2 sqrt(Da t)から、t=(L/2)^2/Da〜2.1ms。
したがって、約2.1ms以下のパルス負荷の場合、
外部にどんな放熱器を付けてもチップの冷却に寄与しないことが解る。
http://mike1336.web.fc2.com/mikeRoom/Laboratory/LaboMemo/memo001_
2016/10/4(火) 午前 4:28[ ogw*og*3 ]
(004) 熱拡散長
(A) 熱拡散長の定義と意味
非定常のとき、物体の温度分布T(r,t)[K]は次の非定常熱伝導方程式の解として与えられる。
ρm Cp ∂T(r,t)/∂t = div(λ grad(T(r,t))) + q(r,t) (1)
ここでρm[kg/m^3]は密度、Cp[J/(kg K)]は比熱、λ[W/(m K)]は熱伝導率、
q(r,t)[W/m^3]は、単位時間あたりの発熱量である。
http://mike1336.web.fc2.com/mikeRoom/Laboratory/LaboMemo/memo001_050/004/memo004.html
2016/10/4(火) 午前 4:37[ ogw*og*3 ]
内部に発熱が無いとき、
∂T(r,t)/∂t = Da ∇^2 T(r,t) (2)
ここでDa[m^2/s](≡ λ/(ρm Cp))は熱拡散率と呼ばれる。
1次元の半無限固体(x≧0)において、初期(t=0)に、温度が一様(T(x,0)=T0)であるとき、
表面(x=0)温度がとつぜんT1になったときの温度分布T(x,t)は
T(r,t) = T0 + (T1-T0)(1-erf(x/(2sqrt(Da t))) (3)
ここで、erf(x)はGaussの誤差関数で、x<0.5では、およそerf(x)〜xに近い。
L=2sqrt(Da t) [m]は熱拡散長と呼ばれる。
x/L<0.5の表面近くでは、およそ
T(r,t) 〜 T0 + (T1-T0)(1-x/L) (x<0.5L)
のような温度分布(表面がT1でLの地点でT0となるような温度勾配)になる。
つまり、熱がt時間後に熱拡散長 L=2sqrt(Da t) だけ拡散したように見えることになる。
(B) いくつかの物質の熱拡散率
2016/10/4(火) 午前 4:38[ ogw*og*3 ]