ALIGNMNT:測定と誤差: - TAS-netの日記

ALIGNMNT:測定と誤差 ( 自動車 ) - 車QF - Yahoo!ブログ

2011/1/11(火) 午前 7:18

ALIGNMNT:測定と誤差
測定した結果が即比較できる部位と測定結果からさらに推定値を算出する場合とある。
どちらも測定精度がmm単位で最低行う必要がある。基準点を最小限にするとかその設定が正確に
おこなわれるのか。マーキングでの精度などが大切となる。
　上記の測定精度がある程度（実用許容範囲）であれば度の様な方法でも良いことになる。その過程で
コストと手間に大きなバリエーションがでる。高額な装置を使えば短時間にある程度その装置の責任範囲
での役割をする。一方で低コストでの道具では慎重に或いは個別な工夫をしつつ行う必要があり、手順の
確立、治具の工夫などで手間がかかる。　実用許容範囲の測定ができればどの方法でも比較できる値はほぼ
同じになる。　計算手法はそれぞれ公開されてないので比較は難しいが、結果が類似ならどの方法でも同じになるのだろう。　明らかなことは測定位置はスピンドル先端につけられた位置の変化のみで全てが計測、計算されている点に注目する必要がある。
　ここで変位の検出が寸法ベースか角度変位ベースなのか、測定の最終表示が主に角度ベースか寸法表示
かでもその手掛かりにならないのか注目している。　ここまで書くと懸命なメカはいくつかの点に注目されるのではと思っている。
　alignmentの測定値が得られ、微妙な調整範囲であればそれに応じて調整すればよいのだろう。
それが車体寸法に起因する可能性があれば、関連車体寸法の測定となる。　すでに架装された状態での測定は個別に苦労するケースも多い。　目下身近な車でそれらのトライを行っているが接地状態での測定の多くが限定的だ。　測定の基本位置を確定するにも間接的な手法をしないといけないものも多いので、これの精度アップが課題ではある。　マニピュレータ計測も使われているがこれも高価なもので即使えない。これも腕の振れる範囲でないと使えないので、便利ではあるが使う苦労もあるのだろう。