外部診断器でのサンプリング速度、表示速度での錯覚!JK1007p134AMH:圧力計測:

外部診断器でのサンプリング速度、表示速度での錯覚!JK1007p134AMH:圧力計測: - 車QF - Yahoo!ブログ

外部診断器でのサンプリング速度、表示速度での錯覚!JK1007p134AMH:圧力計測:

注意して読まないと錯覚する。 車のシステムでの通信速度と外部診断器との通信速度は必ずしも同じでない点を確認する必要がある。
表示に遅れがある点も指摘されているが、この点はすでに外部診断器を使っている方の多くは認識されて
いるとは思います。 この点などは過去ログでも頻繁に言及しているのでそちらに譲る。 
 多くのECUを搭載している車の場合は交通整理とシステム安全のためなどでゲートウエーなどで処理して
いる場合もある。 そこで通信速度の違う信号の整合性を図っている。 CAN端子が点検用のDLCに規定され
そこに接続されているようになっている。 その端子に結線されている全てがCAN系がつながっているのか
は確認する必要がある。 CANで内部処理していて、DLCにはその結線がないケースもある。 K,Lかメーカー
独自のラインから通信したりする。 まして、さらに高速の通信規格のものは対応は各社のシステムに依存
する事になろう。 
 外部診断器で読める通信速度も最近では低速の9600bps程(昔から使われている)から、さらに
高速のものまであるようだが、これらとて内部処理の速度からは程遠いい。 それは車の外部との交信手順と外部診断器の処理速度との相互に依存するからでもある。 診断器に高速対応のシステムを使うとコストが高くなる。 特に通信して表示するには表示装置まで高速にする必要がある。
 これ以外にセンサ側の微妙な違いを外部診断器で読み取る判断に付いてAMH氏は指摘されている。
これに付いては警告灯表示、DTC読取、対応部品の即交換で味をしめている向きに警鐘を発しているようだ。
この点も同感で、過去ログでの言及を参照願いたい。 これらは自らの反省も込めての実感でもある。
スキャナの数値、表示値は別な手段での検証ができるとよいのだろう。 日々の正常状態での数値検証も
大切だろう。 不調での比較は不信を増大させたり厄介だろう。 違う検証手段があれば、併用すると
ロスを少なくできたりする。
 リアルタイムの点検も魅力的だが、それらも日頃の検証があって有効となる。 実際自らの体験からの
検証がないと、多くの場合苦労させたりする。

信号を読むにはいくつかの方法もあるので、それぞれの都合のよい方法で対応する必要がある。


[2010.06.06]JK0908p142AMH:
プロからプロへ
圧力を知ろう・その15

多くの提案とか投げかけを AMH氏はメカニック諸氏に発信している。

詳細は本文参照

p154,故障診断機(外部診断器)のデータは完璧か
   
   表示値の鵜呑みの危険性は、地雷とか不発弾との遭遇と似たような側面がある。
   お気楽に慣れてしまうと、その反動が大きい。 これは自らの戒めでもあるのだが
   結構ここが難しいのだろう。


   検出ポートの有無(AT)

    この検出ポートに関心が多い事が望ましいが、現実的にAMH氏も一部指摘されているが、
   課題がいくつかある。
   測定ポートが極めて少ないとか、あっても現車での作業性が悪い、アダプタの工夫などなど。

   圧力測定が持つ意味

 

 

 コメント(6)

  

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中国の核戦略を明らかにしたイギリスロイター通信
http://blogs.yahoo.co.jp/boajunia/14617279.html
反応速度
http://blogs.yahoo.co.jp/ryuzoudou/42726334.html

2010/6/5(土) 午後 0:35ogw*og*2返信する

  

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本文中、多重通信と言い切ってしまっている。CANなどのみ想定しているかの言及だ。 CAN以外のK,L系などではシリアル通信なので注意したい。

boost:G: 0.2kg/cm^2 20KPa,A:1.21kg/cm^2 120KPa

2010/6/5(土) 午後 2:10ogw*og*2返信する

  

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1Kbit (1024bit)の言及は何かbyteとの混乱も感じられる。

氏は外部診断器に対しリアリティあると感じている従来のアナログ測定具の併用も薦めているようだが、錯誤防止にはその対応も同感だ。
いずれにしても応答性に問題が無ければどのような手法でもよいのだろう。

2010/6/5(土) 午後 2:20ogw*og*2返信する

  

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0.06秒の言及
この時間を識別していると言うの、オシロで極めて短い時間を見たと錯覚しているような、思い違いでは無いかとも思える。確かにある種の違いを感じて識別していることには違いがない。それが時間を認識しているとも言い切れない。 いずれにしても人間の五感をすごいものだ。 ある種の違いは感じられているのだから。

2010/6/5(土) 午後 2:28ogw*og*2返信する

  

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外部診断器を用いて計測した正常車と故障車とのデータ:1C07-39:scan data:AFM:MAP:ISC:STFT:INJ:TPS:
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw3ogw3/31600864.html
Webサイトでは、Googleのランキングで速度の影響にアクセスする
http://blogs.yahoo.co.jp/p0u6fpx/3803900.html

2010/6/6(日) 午前 10:27ogw*og*2返信する

  

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CVT-P:JK0911p153
CVT-P:0.46MPa/CVT-F.temp.:41℃ w/ DST2?
CVT-P:0.4 MPa/CVT-F.temp.:55℃ w/ DT3300?

上記は同じ条件とされて紹介されているが、測定順序を
変えたものとか複数回での比較も注目です。


診断器により表示桁数が違ったり、演算処理が異なるものも
あるので注意したい。


http://www.japan-venture.com/dt-3300.html

2010/6/6(日) 午前 10:42ogw*og*2返信する

 

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