パルス波形と位置関係

2009/6/5(金) 午前 8:39

パルス波形と位置関係
　古典的にはエンジンスコープなどでの点火波形からのポイントの開閉と点火時期の関係などが観察されてきた。　それ以前はドエル角、タイミング･ライトなどが使われエンジンの点火系などの把握、設定がなされていた。　その当時は五感が最大のツールのような振る舞いをしていた感もある。　それでも通用していたのだ。　エンジンスコープなどが使えるようになっても、態勢の変化はあったのだろうか。
　エンジンスコープでみると従来のドエル値が波形で位置関係が把握できそれに加え点火状態を示すので点火系に関わる状態の把握には有効だった。　全てが期待にそったものかは各位の体験によりその認識に違いがあったのではと思っている。
　現在ではより多くの信号が観察できる。　それらの信号も従来の波形にも増して大切なもので、それが
ECUが外部状況を把握して適切な判断をして指示信号を出す元となっている。　入出力の双方を把握すればそのシステムの運転状況を把握することになる。　資料の多くは概念的にしか書いてないので、個別観察の波形と実際確認できる目安との突合せも大切な作業となる。　多くの場合波形観察は稼動状態で、個別のメカニカル的な作業は停止状態となる。　そこで波形の特徴的な位置とメカニカルな特徴的な位置が分かっていると作業、ATS[故障t探求]：診断などで認識し易く、役立つ事にもなる。
　T/B のPP1の波形ではクランク角の波形とTDCの波形ですが　カム角１回転で２４パルス、TDCの信号が3パルスと認識される。　これだけでは点火とか燃料噴射の関係は分からないので、さらにそれらの信号との関連を観察する必要がある。 3パルスが3気筒に相当するがそれがピストンなどの位置関係と関連付けられるとよりイメージが湧きやすい。

機会があればさらに探求しておきたいものだ。
　五感もツールも大切で、どちらにも依存しないバランスの良い対応をしたいものです。

クランク角センサのパルスなど小刻みの信号とその角度刻みでのピストン、バルブの位置関係などを数値化、グラフ化しておくと比較資料に使えそうです。

HO:PP1:E07A:MTREC:BEET:MIL on:8:TDC sensor:YSI:パルス:pulse:
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/27294990.html

パルス系信号のツール 2007/ 7/ 8 11:43 [ No.817 / 944 ]
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/6865420.html

NI:UA-BZ11:CR14DE:VVT:CVTC:MIL on:P0340:P1110:JK0906p122:KAI:TIMING.CHAIN>位相
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/26803177.html

SU:HA23V:K6A:NA:MT:101:CAS:CAM1:位置関係
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/25852232.html

NI:GT-R:RB26DETT:1deg.,120deg w/6L .Signal:IGt:waveformオシロPULSE
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/25290322.html

SU:F6A:INJ:Ne:WAVE FORM:>CT21S:F6A:CAS:3-PULSE-240deg.CA＞角速度計算
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/24294899.html

K6A:CAM No1:VALVE-TIMING:CONTROL TIMING:DIAGRAM:
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/23716126.html

JB23W:K6A-TURBO:IGｔ､#1:INJ,#2::WAVE FORMオシロ波形:826>PULSE
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/23683705.html

E-EU13:SR18DE：1deg.,180deg.Signal:pulse monitoring:wave form:YSI:オシロ
http://blogs.yahoo.co.jp/ogw2ogw2/22338500.html

TAS...