GF-JB33W:G13B:ENGINE:POWER DOWN:異音:カタカタ:排気音:プスプス:KEY:>SCOP:WAVEFORM:波形:JIMNY wide
K0905p143
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異音と出力に関わる事例として、キーとキー溝の損傷は時々聞かれる。当方も数件の事例聞いたり、
体験している。 恐らく長くやっていると、多少はその様な状況に遭遇したりされている方も居られる
のではと推察する。
キー部の損傷原因にはいくつかあるのだろう。
1)キー取り付け時の不注意(キーの形状未確認、作業不注意)
2)当該締結ネジ部のトルク管理
3)
さて、ここで分解する前の段階で回転系信号の波形とか点火時期、噴射タイミングなどいくつかの
信号観察で事前に原因をいくつか推定できないか、興味あるテーマとしておきたい。
キー部の磨耗、損傷では位相のズレとなる。タイミング・ベルトの組み付け不良での位相ズレでも
不調となるが、今回のケースでは不安定な変動を伴うのでその特徴を機会をみて観察しておきたい。
G13Bのクランク・プリーの歯数20枚写真から(カム側20X2>40枚)
カムで1~2のズレ(回転方向で確認すると遅れとなる?)
一歯間はカム角360/40>9とすると変動スパンを想定しつつ回転系の信号でみると大きく変動して見える。
この変動がキー部で固定なのか、回転トルク変動等に伴い変化しているのかでその挙動か異なる。
これらの信号分布状況なども興味あるテーマだろう。 事前に正常な信号でもこの状況を確認して比較してみたいものだ。 回転の安定状況の把握にもなる。
これらの波形観察を手際よく処理して、手軽に現場的な結果が得られるか、楽しみな課題だ。
パワーバランスもスキャナで手軽に確認できるモードを持ったものもあるが、これも多くの方が便利と感じるかは今後の業界の意識が度の様に推移するかによる。 従来の手法から新たなツールへの移行動向は注視している。 それらの動きを活性化するには、有効な事例の交換も有効なので大いに公開されんことを願うばかりです。
TAS...